サステナブルと投資について調べてみた。

ビジネス

サステナブルとは・・・?

近年様々なシーンにおいてサステナブルって言葉を耳にする機会が増えてきた。

もう今じゃメディアで聞いたことがあることがある人は多いのではないかなと。

サステナブル=「持続可能な」という意味になります。

サステナブルの単語だけ聞くとなんとなく、

「環境について色々考えようみたいなことでしょ?」とか、

「二酸化炭素出さないようにしていかないとダメなんでしょ?」

「リサイクルとかやろうよってことじゃない?」みたいなイメージの方が多いかなと思います。

正直僕も聞き始めはそんなイメージでした。まぁ正解ではあるんですけどね。環境といえば、ここ数年の夏の暑さや異常気象などの現象は一般の我々が身近に感じるところですよね。

「俺たちが子供の頃はここまで暑くなかったよな。。。」と夫婦でもよく話すので、今の子供たち大丈夫か!?と心配になりますよね。

今現在、我が国日本のみならず、気候変動による自然災害や生態系の危機など数多くの環境問題について世界的に動いている状態なわけです。簡単にいうと、

「今後人類が人生100年時代を生きていくという中で人類が環境ぶっ壊してたら生活できなくなっちゃうよ?いいのそれで!?」みたいな。

そこで日本が2020年10月に掲げたものが、2050年のカーボンニュートラル(脱炭素)にコミットしていかないといけないわけなのですが、その中で金融に関しては同年12月に「サステナブルファイナンス有識者会議」を金融庁に設置しました。

「サステナブルファイナンス有識者会議」

ESGとSDGsの違いとは・・・

各企業経営においてはESGの観点で経営をしていくことが長期的な成長に欠かせない一つとなっているわけです。

※E=環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の略称

ところで、少し補足で説明しますが、SDGsはご存知ですか?

「SDGsとESGって何が違うの?」

と、思う方もいるかと思います。

SDGsとは、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)という意味で、2015年に国連サミットで採択された、2030年までに国や国民一人一人の活動による活動目標であり、国際目標になります。

そこには17のゴールと169のターゲットがあり、その中の1つとして環境、エネルギー開発に対する目標が定められています。

それら以外にも、他には例えば日本には馴染みが薄いかもしれない「飢餓をなくすこと」や、

最近巷で言われている多様性「ジェンダー平等」「人、国の平等」なども掲げられています。

ポイントは国際的であり、国民一人一人の活動によって取り組み続けていかなければいけないということ。

一方のESGとは企業における経営における3つの観点から成り立ちます。

それは、環境と社会と統治プロセスを組み入れて活動をしていくということ。各業界において例えばですがこんなこと耳にしたことありませんか?

「リサイクル素材(ペットボトルの再利用)で服作りました!」

「CO2削減のために、作りすぎないような商品開発を実行しました!」

「男女平等で女性も活躍できる会社です!」などなど。

要はこのESGという観点が投資、金融にも有用になるわけです!

ここで一つ参考事案を考えてみましょう。

とある企業が何も考えず自分達の利益だけ出ればいいと、バンバン工場生産し、売れ残ったら大量廃棄をし、それによる温室効果ガスや汚染物を出し、環境破壊を繰り返しながらも、結果としてその企業に大幅な利益、儲けがその企業に沢山出たとしましょう。

先に伝えたようにSDGsの達成目標は、国民一人一人が世界的な目標達成を目指すということ。

その中に企業が国際的なコミットと逆行したことをしているとしたらどう感じるでしょう?

「みんなでやっていかないといけないことなのに、何してんの?」

「自分達だけ良ければそれで良いのか!?」

このように今よりもっともっとSDGsやサステナブルな考えが浸透していったら、そう思う人も増えてくると思いませんか?また、当然ながら、企業が大きければ大きいほど製造ライン、およびそれらに伴う生産数は多いわけです。

だからこそ環境に対する影響度も大きい訳で、そのために、

・環境を守り

・社会を変え

・仕組みを作る

それがESGであり、そういう要素を企業の情報開示としてサステナビリティ情報を開示することがこれから先より金融機関、投資家の投資判断に組み込まれていきます。

サステナブルファイナンス

SDGsとESGの違いはなんとなくわかりました。企業側がESGの観点を鑑み、目標指針として金融における投資においてESG投資というものが存在するということです。

「私たちは環境、社会、ガバナンスにおいてこのように考え成長していきます!そのための応援、投資を我々にしてください!」

みたいな感じで経営指針を明示し、投資家、金融機関は判断する訳です。

このような動きは世界的に拡大をしています。このサステナブルファイナンスは、ESG投資の拡大もしているのと併せて、それ以外にもある債券も伸びています。

それは「グリーンボンド」

グリーンボンド(Green Bond)とは、地球温暖化対策や再生可能エネルギーなど、環境分野への取り組みに特化した資金を調達するために発行される債券のこと。発行体はグリーンボンドの発行により、自らの環境分野への取り組みや貢献をアピールすることができます。

こうしたグリーンボンドなどのESG関連債の発行額も増加傾向で、世界のグリーンボンド発行額は2020年で2901億ドルと4年間で3倍以上に伸びている注目の債券なのです。

日本でも年々ESGやSDGsへの関心が高まっていて、関連したアクティブ型の投資信託の設定が相次いでいるとか。2020年のESG関連の投資信託の中には、純資産額が500億超のものも複数あって、市場規模は拡大しているみたいです。

ESGの基準は企業によって異なる??

そうは言っても今現在、実は企業や投資におけるESGに関しての基準に関しては、ぶっちゃけ各社の裁量に委ねられています。よって銘柄の選定基準は、運用会社や商品によって異なる訳なのです。

各企業は、顧客を保護するという観点から、ESG関連投資信託の組成や販売においては、投資銘柄の選定基準も含めて説明を行うとともに、その後の選定銘柄の状況について、可能な限り具体的な指標を用いいて明確に説明することが望まれています。

その為、各企業がどのような内容で提示するのかはそれぞれですので、具体的かつ長期的にみて実現可能な手段を明示する必要性があるという訳です。

例えば企業が提示するものとして、

・製造、生産に関するものに関しては、環境破壊ではなく環境保護につながる業務活動を目指す上で再利用素材を用いた商品開発を目指すこと、脱炭素に向けてCO2を排出を減らす製造技術の開発または取り組みなどが挙げられますよね。

・人事については、多様性を認めることや、女性も活躍の場を増やすための制度などが挙げられます。もう少し具体的に踏み込むと、産休や育児休業、復帰後の時短勤務制度などが挙げられます。企業によって男性の育児休業の積極活用も推奨する会社も増えてきてます。これらは社会における平等を目指し提示されます。

・雇用においても正規雇用、非正規雇用の割合を提示するなども指標の一つとして掲げられます。

このような明示した目標に対して実現可能かが重要なんです!環境に配慮しているかのように見せかける(グリーンウォッシュ)企業も少なくありませんので、個人で選択をするのは難しいかも知れませんが、そのための比較基準や知見を広めていく必要はあるかと思います。

世界と日本銀行の気候変動対策

これまで説明してきた内容は日本国内だけには止まらず、世界の中央銀行は拡大するサステナブルファイナンス市場において積極的に取り組む銀行も増えてます。

欧州中央銀行(ECB)は個別企業の社債購入においては、気候変動の取り組みに配慮して資金配分を切れる方針を打ち出したり、スウェーデンの国立銀行においてはCO2排出が問題視される鉄鉱石を採掘するカナダのアルバータ州やオーストラリアのクイーンズランド州に対して、今後投資はできないとして、州債を売却する事態となっています。

「じゃあ日銀は何かしているのか?」

ここにたどり着く訳です。もちろん何もしていない訳ではありません!

・日本銀行は「気候変動対応オペ」の導入発表

こうした各国中央銀行の脱炭素に向けた取り組みがある中、日本銀行では2021年7月の金融政策決定会合で金融機関の気候変動対応投融資を支援するための資金供給制度『気候変動対応オペ』の骨子案を決めました。

日本銀行の気候変動対応オペ

これはいわば、2050年にまでに脱炭素化を目指さないといけないのですが、現在の状況だと達成が難しいので、日銀が提示した骨子案としては、企業が取り組む、環境や社会的目標の達成状況で利率が変わるよ(サステナビリティ・リンク・ローン、ボンド)というのと、脱炭素へ移行するための取り組み支援をするよ(トランジション・ファイナンス)という意味でバックファイナンスとして利率0%で貸し付けるから、そういった取り組みをどんどんしてね!みたいな日銀の新しい資金供給制度になります。

まとめ

さてさて、今回色々調べて考えさせられたこととして正直な自分の感想としては、

「もっと日本が世界のリーダーとなるべくサステナブル事業拡大を推進していくべきだ!」と考えました。

世界的にもこの環境問題に取り組みをしていますが、我が国は輸出産業は現状は正直乏しいと言わざるをいえません。そのための打開策の一つとして、新たな成長産業につながるイノベーションを起こせたらデフレ脱却の一歩につながるきっかけの一つになるのかなと思いました。

そのためには具体的かつ実現可能な指標を作っていかなければいけない訳ですが、、、

「侍の国」、「おもてなしの国」の他に、さらに「環境と社会改善に最も貢献した国」となれば、

日本もまだまだ捨てたもんじゃないかなと、一丁前に感じました。

自分に何ができるかはわかりませんが、今後も随時調べていこうかなと思いました。

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